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「妹が猫イラズを飲んだ」

Page Type Example
Example ID a1631
Author 坂口安吾
Piece 「白痴」
Reference 『坂口安吾』
Pages in Reference 247

Text

そこで妹の方をかたづける必要があって親戚に当る五十とか六十とかの老人のところへ嫁入りということになり、妹が猫イラズを飲んだ。飲んでおいて仕立屋(伊沢の下宿)へお稽古にきて苦しみはじめ、結局死んでしまったが、そのとき町内の医者が心臓麻痺の診断書をくれて話はそのまま消えてしまった。

Context Focus Standard Context
猫イラズを飲んだ (自殺した)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 飲む > 自殺する 飲む>自殺する

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
婉曲語法 (euphemism) 自殺という公言しにくい内容を婉曲的に表現する。
古語・古語法 (archaism) 「猫イラズ」という現代では馴染みの薄い表現が用いられている。