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「この煙を満面に浴びせられたおかげで咳きこまなければならなかった」

Page Type Example
Example ID a1004
Author 芥川龍之介
Piece 「蜜柑」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 23

Text

元来咽喉を害していた私は、手巾を顔に当てる暇さえなく、この煙を満面に浴びせられたおかげで、殆息もつけない程咳きこまなければならなかった。

Context Focus Standard Context
おかげで (せいで)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 お陰 ←→ せい お陰<-->影響

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
category 「この煙を満面に浴びせられた」という事象により「殆息もつけない程咳きこまなければならなかった」という負の事象が生じたことを表す。
前景化 (foregrounding) 「この煙を満面に浴びせられた」と「殆息もつけない程咳きこまなければならなかった」とを、「おかげで」という受益を表すことが多い接続詞で結ぶことにより、被害を強調する効果が生まれている。