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「道は相変らず吉野川の流れを右に取って進む」

Page Type Example
Example ID a0612
Author 谷崎潤一郎
Piece 「吉野葛」
Reference 『谷崎潤一郎』
Pages in Reference 233

Text

上市から宮滝まで、道は相変らず吉野川の流れを右に取って進む。山が次第に深まるに連れて秋はいよいよ闌(たけなわ)になる。

Context Focus Standard Context
道は 進む (続く)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 進む = 続く 連続する=進む

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
主観化 (subjectification) 道が伸びている様子を表しつつ、当該人物がそれに沿って移動していることを、「進む」という動詞の持つ方向性と移動性の意味素性を用いて表現する。
擬人法 (personification) 道が伸びている様に、人が移動するときのような動きやその軌跡が感じられる。