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「腹の中まで惚れさせる」

Page Type Example
Example ID a0190
Author 夏目漱石
Piece 「坊っちゃん」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 142

Text

表向きは赤シャツの方が重々もっともだが、表向きがいくら立派だって、腹の中まで惚れさせる訳には行かない。

Context Focus Standard Context
表向きがいくら立派だって、 腹の中 (本心) まで惚れさせる

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 = 本心 metaphor--1.5602-9--1.3045-2

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
擬物法・結晶法 (hypostatization) 表向きの立派な表情や行動から見て取ることはできないが、実は心のなかに、あたかも臓器のような具体物と同じような確かさをもって、本当の思いや考えが存在しているということが指摘されている。