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「腕が鈍り」

Page Type Example
Example ID a0133
Author 中島敦
Piece 「文字禍」
Reference 『中島敦』
Pages in Reference 194

Text

文字を覚える以前に比べて、職人はが鈍り、戦士は臆病になり、猟師は獅子を射損うことが多くなった。

Context Focus Standard Context
職人は (技術) が鈍り

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 > 腕>技

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
イディオム・慣用表現 (idiom) 能力が下がることを「腕が鈍る」と表すのは慣用的な表現である。
リズム (rhythm) 「Xが(は)Y」の文を連続で用い、文章にリズムを与えている。
列挙法・列挙・列叙 (enumeration) 文字の発明により能力の下がった事例として、職人、戦士、猟師を挙げている。