====== データ利用ガイドライン ====== 『⽇本語レトリックコーパス』(以下、本コーパス)には、文学テクストを中心としたさまざまなテクストの引用データが収録されています。こうしたデータの収集・公開は、著者の創作活動によって、はじめて可能となります。データには、著作権が消滅しているものと、著作権が継続しているものがあります。いずれのデータであっても、学術的・教育的な利用に当たっては、引用例の出典を示すことが、データの質を保証すると同時に、著者への敬意を表することにもなります。 以下のリンクから、カンマ区切りのテキスト形式の用例データがダウンロードできます。 {{ :info:ex.zip | 「『J-FIG 日本語レトリックコーパス』用例データ」をダウンロード(2024年1月25日版)}} 本コーパスを研究に使用する際には、以下の点をご理解下さい。 ===== 利用範囲 ===== ==== 利用者 ==== 閲覧に関しては、誰でも自由に利用することができます。本コーパスのプロジェクトメンバー(参考:[[info:supporter]])には、閲覧だけでなく、編集ができるアカウントを発行します。 ==== 利用の目的と方法 ==== 『日本語レトリックコーパス』のデータは、クリエイティブ・コモンズ [[https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/3.0/deed.ja|表示-非営利-継承3.0 非移植(CC BY-NC-SA 3.0)]] で公開します。 * 研究成果を発表する場合、本コーパスを利⽤した成果であることを明記してください。下記の情報が含まれていればよく、また、順序はこの限りではありません。 * (和文)小松原哲太他 (編) 2024. 『日本語レトリックコーパス』 https://www.kotorica.net/j-fig/ * (英文)Komatsubara, Tetsuta. et al. (eds) 2024. The Corpus of Japanese Figurative Language (J-FIG). https://www.kotorica.net/j-fig/ * 本コーパスを論文として引用する場合には、以下の文献を引用して下さい。 * Komatsubara, Tetsuta. 2021. The Corpus of Japanese Figurative Language: Toward a comprehensive framework for describing figurative language. //Journal of Intercultural Studies// 55: 107-134. Graduate School of Intercultural Studies, Kobe University. ([[http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81012662|PDF]]) * 本コーパスを利用する際には、本コーパスの利⽤は、非営利目的に限り可能です。 * このコーパスの内容を加工、改変して利用する場合は、このコーパスと同じライセンスを継承して下さい。また、このコーパスは、著作物の引用を含んでいます。用例テクストの著作権が消滅していない場合、引用例出典に示した底本の著作権の扱いに準じた範囲でのみ、利用可能であることに注意して下さい。 ===== 研究成果の公表 ===== ==== 公表の形態 ==== 本コーパスを利⽤して得られた研究成果は、学術的・教育的な目的のために公表することができます。以下のような、データ(テキスト、アノテーション、メタ情報、等)の再配布と認められる形態での発表はできません。 * (例) データを組み込んだプログラムの公開 * (例) 並べ換えることでサンプルが復元できるような形式での公開 ==== コーパス内の用例の引用(用例参照) ==== 論⽂等の著作に用例テキストを引⽤する場合、論旨に必要な部分のみを引用することができます。また、本コーパスに記載されたアノテーション情報(Category, Conceptual Mappings他)は、適宜変更して掲載することができます。 用例の出典の表記としては、作品の出典、コーパスのExample-ID、またはその両方が利用できます。例えば、[[ex:a0889]]の引用は、以下のように行うことができます。 * (例1)作品の出典のみ:(谷崎潤一郎「秘密」: 38) * (例2)作品の出典のみ:(谷崎潤一郎「秘密」) * (例3)コーパスのExample IDのみ:(J-FIG: a0598) * (例4)作品の出典とコーパスのExample IDの両方:(谷崎潤一郎「秘密」: 38; J-FIG: a0598) ただし、作品の出典ページ数を表記する場合には、以下のように、[[index:reference]]の底本書誌を引用して下さい。 * 谷崎潤一郎「秘密」『谷崎潤一郎』: 24-54, 筑摩書房, 2008. ===== 研究成果の報告 ===== 研究成果の発表にあたり、事前あるいは随時の報告は不要です。ただし、[[info:result]]情報の収集は行っていますので、以下のアドレスに、成果のご報告をお待ちしています。テキストやアノテーションに、誤りや問題などを発⾒した場合にも、以下のアドレスまでご報告ください。 info[at]kotorica.net ([at]を@に変更して下さい)