====== よくある質問 ====== ===== このコーパスを研究に使うには? ===== [[info:guideline]]に本コーパスのデータを研究に活用する場合の注意点がまとめられています。 用例のデータファイルもここからダウンロードできます。 ===== 誰がコーパスを編集するの? ===== [[info:supporter]]が現在のプロジェクトメンバーで、編集を行っています。 レトリックをよく知っている方には、新たにプロジェクトメンバーに加わってもらいたいと考えています。プロジェクトメンバーには、編集権限のあるアカウントを発行し、現在のページをさらに改良する編集を行っていただきます。興味のある方はメールでご連絡下さい。 info[at]kotorica.net ([at]を@に変更して下さい) ===== 意味を記述する上での問題点は? ===== このコーパスでは、シソーラスを用いた[[index:mappong#意味クラス]]の記述を行っています。しかし、シソーラスには、あらゆる語彙が収録されているわけではないため、シソーラスに未収録の語の記述には困難が伴います。現在までに分かっている問題点と方策は、以下のような点があります。 * 固有人名・固有地名:[[source:1.2390]]、[[source:1.2590]]などに一部の固有名が収録されている他には、基本的には固有名は収録されていません。ある人物が固有名をもった登場人物である、等の情報が意味記述にとって重要である場合は、[[target:1.2010-3]]を固有人物名の代わりに用いています。 * その多の固有名:[[category:allusion]]では、文学作品などの固有名称が重要になりますが、適切な細目はなく、[[target:1.3210-1]]などに固有名を追加していくことを予定しています。 * 抽象概念:[[category:synecdoche]]でよくみられる「赤いもの」などの名詞句表現は、語彙的ではないため収録されていません。この場合は、[[source:1.5020-7|赤]] > [[target:1.5607-1|血]]のように、体言から体言への転義と考え、「赤」という概念を、「赤いもの」という意味で記述します。テキスト中の特定の人物(事物)を指す提喩は、Targetを「[[target:1.2010-3]]」などの代名詞にリンクします。 * 反義語:概念コントラストの記述で、反対語がSourceとTargetが同じページになってしまうことがあります。例えば、肯定する<-->否定するは、どちらも[[source:2.3532-6]]になってしまいますが、SourceとTargetのページは別であるため、便宜的にはこのコントラストを表現できているものと考えます。(例)[[ex:a1094-1]]、[[ex:a0007]]。 * 句レベルの表現:[[category:metalepsis]]では、「手を合わせる」「くちばしを入れる」などの句レベルの起点表現がよくあります。「くちばしを入れる」は「[[source:2.3100-4]]」に収録されています。このように、句レベルの表現であっても、慣習化しているものについては、収録されていることがあります。未収録の句表現については、便宜的に動詞だけをとって記述しているものもあります。 * 適切な意味クラスが存在しない場合には、未分類 [[[source:unclassified|Source]] / [[target:unclassified|Target]]]のページを使用しています。 ~~DISCUSSION:off~~