ex:a2047

「鮒はくるくると木の葉のように吸いこまれた」

以前のリビジョンの文書です


“”

「木の葉」

Example ID a2047
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「それから鮒はじっとうごかなくなった。時折、胸鰭をこまかくそよがせるだけである。なにか考えているらしかった。しばらくそうしていた。 やがてからだをくねらせながらまっすぐに滝壺へむかって行った。たちまち、くるくると木の葉のように吸いこまれた。」(太宰治「魚服記」: 22)

Context Focus Standard Context
木の葉 (鮒)
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
木の葉 = くるくると吸い込まれるさま
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure のように
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:40 (外部編集)