ex:a0405

「かつての勇が何と惨(みじ)めにちっぽけなことか」

以前のリビジョンの文書です


lv5-「かつての勇が何と惨(みじ)めにちっぽけなことか」

Example ID a0405
Category 隠喩・メタファー (metaphor)
Text

「子路は思わず顔を赧(あか)らめた。己の内なる小人を指摘された心地である。窮するも命なることを知り、大難に臨んでいささかの興奮の色も無い孔子の容(すがた)を見ては、大勇なる哉(かな)と嘆ぜざるを得ない。かつての自分の誇(ほこり)であった・白刃(はくじん)前(まえ)に接(まじ)わるも目まじろがざる底(てい)の勇が、何と惨(みじ)めにちっぽけなことかと思うのである。」(中島敦「弟子」: 73)

Context Focus Standard Context
かつての…勇が ちっぽけな (無意味な)
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
ちっぽけな = 無意味な 有意義=小-
Figurative Construction
Construction
Mapping Schema
Functional Type
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/09/20 17:20