ex:a0198

「燗徳利が往来し始めた」

以前のリビジョンの文書です


lv5-「燗徳利が往来し始めた」

Example ID a0198
Category 換喩・メトニミー (metonymy)
Text

「そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら、四方が急に賑やかになった。野だ公は恭しく校長の前へ出て盃(さかずき)を頂いてる。いやな奴だ。うらなり君は順々に献酬(けんしゅう)をして、一巡周(いちじゅんめぐ)るつもりとみえる。はなはだご苦労である。」(夏目漱石「坊ちゃん」: 154)

Context Focus Standard Context
燗徳利 (燗徳利を飲む人) が頻繁に往来し始めた
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
徳利 > 仲居 酒器>人間
Figurative Construction
Construction
Functional Type
Rhetorical Effects
  • 無生物化 酒を運ぶ人は背景化され、場が賑やかになる要因である酒が前景化される。
最終更新: 2019/08/18 12:00