波・潮

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「環礁の外に荒れ狂う怒濤の如く、罵詈雑言が夫の上に降り注いだ」	2019/08/26 12:44
「ビール瓶は潮の流れに連れられて」	2019/09/24 17:58
「蝉の声の大波が打ち初めた」	2019/06/18 14:19
「その余念のない顔付はおだやかな波を額に湛えて」	2019/09/24 22:47
「政治はやむべからざる歩調をもって」	2019/04/15 13:37
「岩を洗う怒濤の無限の音のような音が無限に連続している」	2019/05/26 11:29
「太陽がまた波の底に沈んで行く」	2019/05/28 13:15
「胃の腑が不規則な大波を描くような異（い）な心持」	2019/08/22 18:17
「その腹は、恐るべき波を上下に描かなければやまない」	2019/03/22 18:00
「漣漪（さざなみ）のように起こっては消える微笑を眺めながら」	2019/08/30 16:50
「十本の指が泡を噛んで進んでゆく波頭のように鍵盤に挑みかかっていた」	2019/09/01 14:32